代表挨拶

私は物心ついた子供のころ、気づいたら弟は生まれつき足に軽い障がいがあり、そんなこともあり障がい者の方を身近に感じる機会は多くありました。
そして、大人になり、自分の子供が10万人に2人の先天性の病気だとわかりました。 そんな中、子供の将来を考えていろいろ調べている時にあるお母さんのお話を聞きました。
 
80代のお母さんが、60代の障がいをお持ちの娘さんと暮らし、毎日家事と娘さんの世話のみをして、会社勤めもせず生涯を終えます。 残された娘さんは、入所する施設をいくつも探しましたが断られ続けやっとのこと決まったそうです。

本当に可哀想なことです。 そこでさらに調べると、全国に同様の環境にある家族がとてもたくさんいることを知りました。 自分たちに何ができるか。  

私達の1歩づつの歩みで、ひと家族ずつ、お子さんの自立支援と、家族の社会参加の機会を増やすことができれば。 私達だけでは、出来ることの限界がありますが、ご協力頂ける個人や各種団体・企業・医療機関の方に感謝しながら、障がい者グループホーム待機ゼロを目指します。

代表  池田 昌一