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介護福祉経営士とは?仕事内容・資格の取得方法を解説

介護福祉経営士とは?仕事内容・資格の取得方法を解説

2022.05.02

介護施設で働きながら、いつかは「施設長になりたい」とか「役職のある地位につきた」とか「ゆくゆくは介護施設を経営したい」といった夢を持つ人もいるのではないでしょうか。

 

とはいえ、介護の現場で働いていては、介護福祉の仕組みや介護施設の経営といったものを学ぶことは難しいものですね。

 

そのため、この記事では、介護福祉事業のマネジメントや経営に関する知識を学ぶことができる資格である「介護福祉経営士」について解説します。

 

介護業界で出世志向のある方や、ゆくゆくは介護施設の経営をしたいという方は、ぜひ参考にしてください。

介護福祉経営士とは?

介護福祉経営士は介護福祉事業のマネジメントや介護施設の経営をめざす人のための検定資格です。

平成25年に誕生し、民間の「一般社団法人 日本介護福祉経営人材教育協会」が主宰しています。

 

超高齢化社会の日本において、地域のニーズに従った良質な介護サービスを提供するのが使命です。

 

介護福祉経営士資格はまずは2級を習得して、次のステップとしてより上位の1級を習得するという流れになります。

 

介護福祉経営士資格を目指すことによって、マネジメント、人材育成・管理、介護報酬制度などといった経営者に必要な知識を包括的かつ体系的に修得することが可能です。

介護福祉経営士の主な仕事内容

介護福祉経営士の仕事内容はどうなっているのでしょうか。

 

・人事育成

介護職員の質の向上を図るための人材育成や、職員の明確なキャリアアップ制度の作成をおこないます。

 

・人事、労務管理

ESC(従業員満足度)向上をめざし、職員の働きやすい環境の構築をします。

 

・サービスの向上

介護サービス利用者が安心してサービスを受けることができる介護サービスの提供をおこなったり、介護保険外サービスの開発をおこなったりします。

また、リスクマネジメントに取り組んだり、クレーム対応から利用者の声を拾って介護サービスの質の向上に役立てたりすることも。さらに、地域住民の暮らしをサポートする地域包括ケアに取り組むこともあります。

 

・財務・資金調達

資金調達手段の理解とその裏付けとなる資金計画の策定をおこなったり、さまざまな助成金・補助金の運用を理解し、無駄を省く運営コスト分析・削減をおこなったりします。

 

・制度の理解

介護保険法・介護報酬制度の理解や介護福祉関連法規の理解、超高齢社会における法務の理解をおこないます。

 

・情報活用

高齢化の進展を見すえたマーケティングをおこなったり、情報開示と広報・広告・メディア活用をおこなったりすることも。さらに、円滑で適正な運営のためのITシステムの活用を検討することもあります。

 

では、介護福祉経営士資格を取得することのメリットはどういった点があるのでしょうか

 

・キャリアアップにつながる

一方、独立・開業や施設経営までは考えていない介護職員でも、介護施設の管理者になるといったキャリアアップを目指すことができます。介護福祉経営士で学べる内容は、介護職員が今の地位より上位の地位を目指す場合でも大いに生かせるのではないでしょうか。

 

・介護事業の施設経営ノウハウを学ぶことができる

介護福祉施設経営ノウハウ、介護保険サービス、財務などは、介護現場で働いていてはなかなか身に着けることができないものです。分かりやすい講義やテキストでこういったものを効率的に学ぶことができます。

 

・財務の知識が得られる

例えば施設や事業所経営者で、事業拡大を望む人や、今後介護ビジネスを立ち上げたいと考えている他業種の人などもこの資格を目指しています。

 

・人材育成・マネジメントを学べる

施設長や管理者となると、マネジメント能力、人材の育成能力は不可欠です。

 

・介護の質を高めることができる

介護サービスの利益拡大や質の向上を、経営者視点から図ることができます。資格試験のための勉強で得た知識によって、新人教育を行い、介護施設全体の介護の質をアップさせることが可能です。

 

・独立開業に役立つ
また経営者に求められる資質を身につけられますので、今後独立・開業に必要な知識やノウハウが身につくので、独立開業を目指す介護従事者の方にとっては有益です。

 

・見えなかった問題点が見える

さまざま環境や関係を評価していかなければ、要介護者が適切な介護を受けることはできません。これまで知識がなかったために見えなかった問題をはっきり把握することができるようになります。その結果、最上級の介護の提供を行うことができるようになるのです。

 

上記いずれの知識も、ゆくゆくは、施設長や主任などといった役職に就くことを希望する人にとっては、特に必要とされるものでしょう。

介護福祉経営士になるには?資格の取得条件について

介護福祉経営士になるための流れはどうなっているのでしょうか。

 

介護福祉経営士資格は2級と1級とがあり、いずれの級も介護福祉経営士の認定を受けるには試験に合格し、さらに登録審査で認定されることが必要です。

まずは2級で基礎知識を取得し、その後1級でより専門的な知識と実践力を取得するという順番になります。

 

「介護福祉経営士2級」資格認定試験に合格したら、合格証明書の発行日から半年以内に登録審査が行われます。このように試験合格の後、さらに登録審査で認定されなければならないので注意が必要です。

登録審査で承認されると「介護福祉経営士2級」を名乗ることができます。なお、半年を過ぎた場合は、登録資格ができなくなりますので注意が必要です。

 

介護福祉経営士2級から介護福祉経営士1への等級をアップしたい場合は、まずは、筆記試験である「介護福祉経営士1級資格認定試験に合格しなければなりません。1級の認定試験に合格したら、続いて「介護福祉経営士 実践研修」を受講する必要があります。

 

実践研修では、講義を受けたり、実践的な演習やグループディスカッションを行いながら、最終課題としての自身が所属する組織におけるBCPを策定したりします。

 

「介護福祉経営士実践研修」を終えたら、等級変更申請が必要です。申請後に変更登録審査が行われ、認定されれば晴れて「介護福祉経営士1級」を名乗ることができます。

介護福祉経営士は介護福祉事業の経営やマネジメントを修得した人の証

介護ビジネスを始めるにあたっては、労務管理、人材育成・管理、介護保険・報酬制度などの知識が不可欠です。

 

しかし、こういった知識は日常の介護業務を行いながらではなかなか身に付くものではありません。基本からじっくりと体系的に勉強してこそ、はじめて取得できるものでしょう。

 

介護福祉経営士は、そういった介護福祉事業の経営やマネジメントの知識を持つ人であることを証明する人であるとされています。介護施設で働く人で、将来施設長など役職につきたい人、みずから施設の経営をしたいという夢を持つ人は、ぜひ、介護福祉経営士の資格にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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