認定介護福祉士とは?どんな資格?介護福祉士との違いについて | 栃木県宇都宮市の障がい者自立支援・共同生活支援 | 障害者グループホーム ファミリー宇都宮

お役立ち情報

                       
認定介護福祉士とは?どんな資格?介護福祉士との違いについて

認定介護福祉士とは?どんな資格?介護福祉士との違いについて

2022.03.09

認定介護福祉士という言葉を聞いたことがあるでしょうか。特に介護施設などで勤務している人なら一度は耳にしたことがある言葉だと思います。認定介護福祉士は、「介護福祉士のキャリアアップのために設けられた資格」とされている専門職です。

介護現場では、利用者ニーズの多様化や高度化により、介護の実践や介護職員への指導などにおいて特別な役割が求められています。さらに、地域包括ケアシステムの推進のため、より広い視野をそなえた介護福祉士の求人も増えてきています。

認定介護福祉士は、介護福祉士がより上を目指した資格と言えましょう。

では、このような介護福祉士となるためにはどのようなルートをたどればいいのでしょうか。
また、介認定介護福祉士と介護福祉士とはどういった点が異なるのでしょうか。

認定介護福祉士とは?

2015年からはじまった認定介護福祉士資格は、一般社団法人 認定介護福祉士認証・認定機構が認定する民間資格です。認定介護福祉士とは、サービスマネジメントの技術等を認定介護福祉士養成研修で修得した介護福祉士とされています。

これまでは、介護福祉士を取得しても、その後のキャリアアップの道が見えませんでした。介護福祉に携わる人のモチベーションの向上につながるのがこの資格のねらいです。そして、実践的な介護に関する知識だけではなく、他の職種や関係機関、地域、利用者や家族の環境にも視野を広めるという目的もあります。

認定介護福祉士の目標

1.介護福祉士の資質や要介護者のQOLを高め、地域包括ケアを推進

2.医師などと連携して介護サービスに活用するとともに、研修を受講して自己研鑽

3.介護福祉士のキャリアアップ

認定介護福祉士の合格者は毎年約60名ですが、年々増加傾向です。スキルアップのみならずキャリアアップのためにも認定介護福祉士は有効な資格といえるでしょう。

認定介護福祉士の役目

1.個々の利用者のニーズに応じた介護職チームを作ることにより、高度な知識・技術を用いて利用者がよりよい生活ができるように改善する役目があります。また、チームリーダーへの指導や教育も行う。

2.地域包括ケアを推し進めるため、医師、看護師、リハビリテーションといった他職種との連携を図る。

3.地域の施設や事業所、介護職員などにアドバイスを行い、地域住民への介護力をアップする。

認定介護福祉士になるための研修や経験を通じて得られる主なスキルは次のものがあります。

専門的な介護実践力

医療やリハビリといった専門的知識と高い介護実践能力が得られます。

現場リーダークラスへの指導力

介護職員の5~10名程度の小チームなどのリーダーに対する指導知識と実践力を身につけることが可能です。

サービス管理能力

管理に必要なツールの使い方や整理、管理能力が得られます。

地域の介護力向上

地域の利用者の生活を支えるために、地域の介護力をパワーアップが可能です。

人材マネジメント実践力

チーム運営やサービス管理、人材マネジメントといった組織や人をまとめる力がつきます。

地域マネジメント展開力

安心で安全な地域社会のありかたを企画・立案していく力をつけることが可能です。

認定介護福祉士と介護福祉士の違い

認定介護福祉士と介護福祉士とはどこが異なる点なのでしょうか。

介護福祉士の方は、国家試験に受かれば有資格者となります。なお、2021年1月に行われた試験の合格率は71%でした。一方、認定介護福祉士の方は申請が受理されることによって得られる民間資格です。

直接介護現場で働くのが介護福祉士の仕事となります。それに対して、例えばリーダー職への指導や、看護、他のソーシャルワーカーとの連携といった介護サービス向上を目指した業務を行うための中心的な存在となるのが認定介護福祉士です。

資格取得までに必要な実務経験年数の違いとしては、介護福祉士の方は、介護業務の経験が3年以上必要です。認定介護福祉士の場合は、5年以上の介護福祉士としての実務経験が要求されます。

待遇面の違いについては、認定介護福祉士資格は新しい資格であるため、年収や加算額などの待遇面についてのデーターがまだありません。しかし、これからは、期待されている役割を合格者がしっかりこなすことで、待遇面もそれに応じたものが与えられるものと思われますし、厚生労働省も待遇面の改善を検討しています。

認定介護福祉士になるには?資格の取得条件について

介護福祉士の試験に合格することが認定介護福祉士への道の第一歩となります。そして、3年以上の実務の経験を積んだ後、サービスマネジメントの技術等を認定介護福祉士養成研修で修得します。そうして、資格の申請をして受理されれば資格が与えられるという流れになるのです。

養成研修 I類の目的

介護の関する知識の習得

福祉用具、認知症、心理・社会的支援、住環境、医療、リハビリといった知識の習得が可能です。

高度な介護実践力

他職種と連携した認定介護福祉士としての高度な介護実践力が身につきます。

リーダーへの指導に必要な知識

介護職の5~10名の小チームのリーダーへの指導に必要な知識を習得が可能です。

養成研修Ⅰ類受講には、5年以上の実務経験がある介護福祉士であることが条件の1つになります。また、現任研修の受講時間が100時間以上であることも必要です。さらに、レポート課題や受講試験で一定水準以上の成績であることも条件になります。

なお、介護職チームのリーダーおよび居宅・施設双方の生活支援の経験がある方がいいとされています。

養成研修 II類の目的

介護実践の指導力

自立させるための介護実践の指導力を身につけることが目的の1つです。

応用力

また、認定介護福祉士に要求される応用力をつけるのも目的です。

サービス管理能力

そして、サービス管理に必要なツールの整理、業務改善を行う能力を養います。

地域の介護力

さらに、地域住民への介護力をアップするためのスキルを身につけるのです。

養成研修Ⅱ類は、認定介護福祉士養成研修Ⅰ類が修了していることが受講条件の1つとなります。そして、5~10名の介護職の小チームによるサービス提供チームのリーダーの経験があることが条件です。

なお、Ⅰ類では介護職の小チームのリーダー経験は必ずしも必要ではありませんが、Ⅱ類では必須です。また、居宅・施設いずれの生活支援の経験は、Ⅰ類同様、望ましい条件とされています。

認定介護福祉士は福祉を支えるプロフェッショナル

認定介護福祉士はまだ生まれてまだ日が浅い資格です。しかし、この資格は、福祉を支えるプロとして視野を広げることができ、研修による自己研鑽や介護職としてのキャリアアップができる点が最大のメリットと言えるでしょう。

これからは、地域包括ケアシステムが今後進められていくことなどにより、施設や居宅を問わず高度な介護サービスを提供することが求められています。そのため、今後ますます認定介護福祉士の需要は高まり、資格取得者も増えていくことでしょう。もちろん厚生労働所による待遇面の改善もされていくことでしょう。

確かに、資格取得までの道のりは遠く、研修の期間も約1年半と長く、費用も50~60万円ほどかかり決して楽なものとは言えません。しかし、認定介護福祉士は、介護の資格の中では最も高いもので、これからの福祉を支える中核となる専門職です。

介護をめざす人にとっては、やりがいのある資格と言えるのではないでしょうか。

Share 

Share Tweet

お問い合わせ

内覧会・体験利用のお申し込み、ご質問などお気軽にお問いあわせください。