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過緊張とは?症状や原因、対策について

過緊張とは?症状や原因、対策について

2022.09.08

仕事のことがいつも頭から離れず、緊張感が抜けず、疲れや不安や焦りでいつも心が落ち着かないということはありませんか。

このように眠れないほど仕事のことを考えて悩んでしまう症状のことを「過緊張」と言います。
特に30代のプレ更年期世代の女性に多いようです。

 

適度の緊張感なら仕事をするうえでもよい方向に働きますが、過剰な緊張感は、その人の心や体を蝕んでしまいます。


「過緊張」とは具体的にどういった状態になり、また、どのような原因からきているのでしょうか。
また、和らげるための対策はあるのでしょうか。

過緊張とは?過緊張になるとどうなる?

「過緊張」とは、ストレスにより過度な緊張になってしまい、自律神経の交換神経が副交感神経よりも極端に優位になることです。

 

交感神経は、ストレスを感じている時などに働き、副交感神経とでバランスをとりながら、身体の各機能の調節をしています。

交感神経と副交感神経は、日中と夜間でうまく変動しているのです。

ところが、いろんな原因で日中の活動時に優位な交感神経からリラックスするための副交感神経への切り替えがうまくいかなくなってしまうわけです。

 

その結果、心身にいろんな悪影響を及ぼし、頭痛や肩こりなどの身体的な不調にくわえて睡眠障害やうつ病まで発症させてしまいます。
実にビジネスウーマンの60パーセントの人が過緊張だという説もあります。

人によっては過緊張性発生障害になってしまう場合もあるようです。

 

過緊張の初期の具体的な症状として以下のようなものがあります。

 

「リラックスできない」「焦りや不安を感じる」「イライラしていることが多い」「常に気が休まらない」などが初期の症状としてあるようです。

 

家に帰っても、上司から言われたことがぐるぐる頭を巡り、仕事のことが頭から離れず考えこんでしまって、落ち着かず、夢にまで仕事のことが出てくるといったような例があります。

 

さらに進んだ症状としては、うつ病の一歩手前である「抑うつ状態」になってしまいます。
す。
例えば、不眠症状になり、寝付けなかったり、眠れなかったり、あるいは、気持ちがどんよりしたり、朝になると体が重かったりといった例です。

 

こうした状態をそのままにしておくと、寝つきが悪くなり、不眠、頭痛・肩こり、胃腸症状、疲労感といった症状が発症してしまいます。

過緊張になる主な原因

過緊張になる主な原因にはどのようなものがあるのでしょうか。

過緊張の原因はストレス

ストレスが過緊張の原因となることがわかっています。
ストレスは、外部からの刺激によって過緊張になることで、自律神経が正常にコントロールできなくなるために生じるものです。

 

仕事が忙しかったり、不得意な仕事内容だったりした場合、どうしてもストレスが生じてしまいます。

逆にストレスのない業務はほとんどないと言えましょう。

 

では、ストレスが生じる原因にはどのようなことがあるのでしょうか。

 

人間関係などの社会的要因

ストレスを生じるものとしてまず考えられるのが、人間関係などの社会的要因です。

会社では、上司、同僚、部下、顧客といった、立場や目標が違う人達で構成されています。

 

何を求めるかも違いますし、モチベーションも違ってきます。
それらの人と付き合うために、自分を必要以上に抑えることで過緊張が生じてしまうのです。

 

疲労や病気、睡眠不足などの身体的要因

ストレスを生じるものの2つ目として、疲労や病気、睡眠不足などの身体的要因もあげられます。

倦怠感、頭痛のため、疲れが取れず、落ち着かず、仕事や家事の効率が悪くなり、その結果、ストレスを生じてしまうものです。

 

また、寝る前にスマホやPC、テレビを見ると、その刺激により副交感神経が優位に働かなくなり、良質な睡眠が妨げられてしまいます。

その結果、日中、ボーッとしてしまうことが多くなるようです。」

 

天候や騒音などの環境要因

ストレスを生じるものの3つ目として、気温や湿度の変化といった要因もあります。
敏感な人にとっては、それだけで不安を覚えたり、体調を崩したりすることがあるようです。

 

不安や悩みなどの心理的要因

ストレスを生じるものの4つ目として、心理的な要因もあります。
例えば、金銭的な不安といったような悩みも、現在はもちろん、将来に渡って大きな不安を生じてしまいます。
一生懸命仕事をしても、見合った評価をされない場合も、それが元で、不安や悩みを覚えてしまうでしょう。

 

さらに、恋愛が上手くいかない場合も大きな悩みの種となります。

逆に恋愛が上手く行っているときは、そのことがポジティブな作用を生み出し、すべてのエネルギー源となるようです。

過緊張を防ぐ対策

では、過緊張を防ぐにはどうすればいいのでしょうか。

 

スマホを閉じて深呼吸

仕事のオンとオフの区別がなかなかつけられず、夜中に布団の中でスマホをチェックする人がいます。
こういった人は、ニュースアプリやSNSが気になるため、思考や感情が常に刺激を受け、脳が休まらない状態になっているのです。

 

そこで、決めた時間になるといっさい仕事の対応はしないことと決めておくようにするのはいかがでしょうか。
仕事とプライベートのメリハリをつけることは大切です。
決められた時間になるとスマホを閉じて、深く深呼吸してリラックスしましょう。

 

散歩やストレッチでリフレッシュ

近所を散歩したり、ストレッチをしたりするのもいいのではないでしょうか。
散歩もストレッチも自分1人でできますし、無理のないペースで行えばいい気分転換にもなります。

 

帰宅時や休日にやること(趣味)を持つ

音楽やスポーツなどの趣味を持つこともストレス解消には効果的です。

ストレス解消に役立つおすすめの趣味は以下となっています。

 

・音楽鑑賞、日光浴、好きな香りを嗅ぐなどの休息型

・ストレッチ、ヨガ、ランニング、登山などの運動型

・キャンプ、サッカーなどスポーツを行う親交型

・ゲーム、映画などの娯楽型

・音楽を演奏する、絵を描く、お菓子作りなどの創作型

・買い物、旅行などの転換型

 

ヨガや瞑想

ヨガや瞑想も過緊張対策には効果的と言われています。
この時、複式呼吸も合わせて行えば、自分自身で仕事の上での緊張や不安をしずめ、ストレスや不安を払拭できるとされているのです。

忙しくてなかなか時間が取れない人は1分間だけでも呼吸してリラックスするといいでしょう。

 

過緊張の予防策として「マインドフルネス瞑想」がよく知られています。

「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」という考えがマインドフルネス瞑想の神髄です。

 

欧米を中心に、マインドフルネス瞑想に関する医学・心理学分野での研究が進んでいます。

マインドフルネス瞑想の効果として、怒りや不安、抑うつなどの感情を低下させ気分を安定させたり、注意力や思いやりなどの心理的機能を改善したり、免疫系を強化したりします。

 

「マインドフルネス」にはさまざまな瞑想方法があり、歩きながら、食べながら、椅子に座ったまま、あるいはストレッチしながらでも可能です。

さらに、背もたれがまっすぐな椅子に座って行う方法、床やクッションの上に脚を組んで座る方法、目を閉じて、呼吸する時の感覚に意識を集中する方法があります。

 

このように、マインドフルネス瞑想は生活の中で取り入れて行うことが可能です。

 

「今この瞬間に集中すること」、「評価や判断を一切しないこと」の2つがマインドフルネス瞑想のツボです。

ヨガにマインドフルネスを取り入れているものもあります。
自分1人で行うのが難しい場合は、ヨガスタジオなどに通ってみるのもいいでしょう。

なかなか改善されない場合は環境の見直しや専門機関への相談を

過緊張がなかなか治らない場合は、環境の見直しや専門機関への相談も必要です。

自分1人でもできる過緊張対策として、マインドフルネス瞑想や腹式呼吸があります。

 

とは言え、職場によっては、仕事の責任や重圧から逃れられない環境もあるでしょう。

そのような場合は、環境を見直し、転職を考えることも必要かもしれません。

環境を変えることによって、ストレスなく働ける環境が見つかったという話も聞きます。

 

しかし、激しい不安やイライラ、不眠症や抑うつ症状を既に自覚するようであれば、早めに心療内科や精神科などを受診するのがいいでしょう。

この段階になると、呼吸法などのセルフ療法や環境の変化ではもはや対処できず、医療機関での治療が不可欠です。
過緊張に有効な薬や漢方薬もありますので、それらを処方してもらいましょう。

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